上京町
原口呉服店

広く深遠な着物の神髄を伝えていきたい
「お好みや生活スタイルなどを踏まえて、お客さまの個性が光る独創性のある着物と小物選びをお手伝いいたします。一枚の着物も帯、長襦袢、足袋、草履など、組み合わせるもので幾とおりものおしゃれが楽しめます。この組み合わせの妙がまた着物の醍醐味なのです。着物道は一生かかりますね」と穏やかに語るのは、この道40 年の同店代表の都甲(とごう)さん。昭和初期から続く老舗呉服店で“本物”に触れてみたい。
「外国人のお客さまは帯揚げをスカーフとして使われるそうです。洋の東西を問わず、美しい色のシルクの布は顔まわりを華やかにしてくれるのですね。」